断熱材と一緒に使う方が効果は大きい
遮熱塗料のメリットは、その名称通り熱を遮ってくれる事です。
特に夏の暑さを遮ってくれる効果は非常に高く、それで電気代の節約ができている事例も珍しくありません。
ところでその塗料は、別の物と併用すると更なる効果が期待できる一面があります。
その1つが断熱材なのですね。
断熱材は遮熱塗料と同じく、熱を遮ってくれるものになります。
それが含まれている建物の方が、温度が安定する一面があるのです。
以前にその塗料に関する実験が行われたことがあります。
まず断熱材を用いずに、塗料だけを用いた時にはちょっと温度の変化が不安定な一面があったようですね。
昼と夜の時間帯では、温度の波が見られたようなのです。
ところが断熱材を用いた時には、その変化がほぼ一定的だったようですね。
断熱材を用いていない場合は、室内の温度が30度台から40度台で変化していたようです。
ところが断熱材を併用していた時には、ほぼ30度台で安定していた訳ですね。
塗料だけでも十分に効果を発揮してくれるものではあるのですが、やはりその断熱材を用いる方が効果は大きくなるようです。
ただしその断熱材も、経年劣化が発生する事があります。
建物が作られてからある程度年数が経過している時などは、ちょっと断熱材も劣化している事があるのですね。
ですのでその塗料による効果を期待するのであれば、断熱材のリフォームも一緒に検討する方が良いでしょう。
その方が遮熱効果も高まると考えられるからです。