訪問着や和装小物と言うと年配の女性が好んで購入するようなイメージがありますが…

最近では、今までのような物ではなく、古着感覚の訪問着や和装小物。
また、斬新なデザインの訪問着や和装小物などが販売されている事から、若い女性が好んで、訪問着や和装小物を購入する事が増えてきているようです。

今までなら、若い女性が着る着物と言えば、成人式の振袖ぐらいだったと思います。
それも、成人式のたった一日のみ。

正直、高価な振袖の値段を考えると、とてももったいないように思えますよね。

しかし、若い女性が好んで購入している訪問着や和装小物は、決して、高価な物ではなく洋服感覚で購入する事ができるような物ばかりです。

例えば、リサイクル品の訪問着の場合、5,000円ほどで購入する事も可能になっています。
5,000円なら、洋服と同じ感覚で購入できますよね。
中には、そんな価格で購入した訪問着をそのまま着るのではなく、自分好みにアレンジする人もいるようで、今までの着物の感覚とは違った感覚の着物が多くなっているようです。

年配の人からすれば、懐かしくて古い絵柄の着物でも、若い女性からすれば、斬新でおしゃれな絵柄に見えてくるのかも知れません。

また、和装小物も同じく、着物と一緒に使用するほか、アレンジを加える事で、洋服の小物として使う女性もいるようです。

多くの場合、そのような訪問着や和装小物の使用方法を行う場合は、リサイクルショップなどで、古い訪問着や和装小物を使用する人が多く、その為、ネットでも、様々な着物のリサイクルショップを見つける事ができるようになっています。

そんな事からも、今、タンスで眠っているだけの訪問着や和装小物を再利用してもらう事ができるチャンスがあるという事が言えます。
着物の場合、嫁入り道具など思い入れの深い物が多いと思います。
その為、なかなかリサイクルに出す事に抵抗を感じる人も多いかも知れませんが、タンスの肥やしになるより、今の時代に再び利用してもらう事ができると思ったら、思い切って手放す事も、良いかも知れませんね。