叔父さんの質問に対する答え
私の両親には、いとこがいます。
私には、叔父さんにあたります。
その人は、元教師でした。
中学校の国語の教師だったそうです。
田舎なので、そんなに荒れた生徒はいなくて、どちらかというと、平穏無事に仕事を全うできたそうです。
生徒からも慕われ、今でも年賀状のやり取りをしている教え子もいるそうです。
年賀状のやり取りをして、近況を知るのが毎年の楽しみだそうです。
あるとき、こんな話を聞きました。
国語の時間に、生徒に対して、こんな質問をしたそうです。
「擬音については、先週お話しましたが、復習として、質問します。
擬音語にはどんなものがありますか?」と、生徒に聞きました。
すると、返ってきた答えは、「そうどすえです。」だったそうです。
ぎおんごはぎおんごでも、祇園語だったのです。
これには、クラス中が大いにウケて、大笑いしたとのことです。
叔父さんも笑ってしまったと言ってました。
なんか、ほのぼのした教師生活だったのではないでしょうか。
うらやましい限りです。