冬の思い出~ロードサービスありがとうの巻~
近頃ぐんぐん寒くなってきました。
こう寒くなると毎年思い出すのが、「自動車のバッテリーあがり」だ。
これまで何度か自動車のバッテリーあがりには遭遇したのだが、極めつけだったのが数年前、所用で東京に行った時のやつだ。
当時、友人の結婚式の呼ばれた私は、ご祝儀をひねり出すために車で貧乏旅行を計画。冬のドライブ旅行も兼ねて2泊予定ぐらいで東京にボチボチと向かった。
片道約700kmの旅程、最初にスマホがトラブった。
グーグルマップでナビさせながら音楽を流していたら、突然のシャットダウン&沈黙。
ナビに道順を全依存していたのでおもいっきり焦るも、祈るように充電したらなんとか復活。
当時のスマホはまだバッテリが貧弱だったので、あまり負荷をかけるとこういうことが起きた。
しかしどうにも不安が拭えないので、低負荷&こまめな充電を心がけながら旅程を消化、なんとか目的地周辺まで到着した。
到着は深夜。ホテル代もケチってコインパーキングで車中泊。
さて、明日一日ちゃんとスマホが使えるように充電しておきましょう、と、スマホとシガーソケットをつないだ状態で、車のスイッチON状態で就寝・・・これがまずかった。
翌日、さて動き出しますかねとキーを捻ってイグニッション…しねぇ!
やばい!バッテリーあがった!
軽自動車のバッテリーはもともと貧弱だし、そこに冬の気温、そしてうかつな一晩中スイッチONが複合的に重なってこの事態を引き起こしたのだろう。
幸か不幸か愛車は軽自動車だったので、コインパーキングは「人力で脱出」できたが、さて、エンジンというかセルは全然ダメ。
それでも坂道とかで何とかならんかと1時間弱ほど「人力で車を押し上げる」などの、ピラミッド建設の労働者みたいな奮闘をするもどうにもならず。
「結婚式どうする、というかどうやって帰る」と絶望に支配されそうになったが、ふと任意保険のロードサービスの存在を思い出して電話。
リッターバイクで駆けつけたスタッフさんのお陰であっさり解決して、なんとか事なきを得た。
当然、帰り着いてすぐ自動車のバッテリーは交換した。
以降、出先でバッテリーに無理はさせてはいけない、そしてブースターケーブルは絶対持っておけという大事な教訓を得たのだった。
お陰でバッテリーにも産業用バッテリーなどいろんなバッテリーがあることも知ることができた。